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1日目 2007/08/30 神奈川-羽田空港-新北九州空港-門司-関門トンネル人道-下関
初日から雨ですかぁ

今回の合宿は北九州からスタート。
蒸し暑い日本海沿岸を、京都目指してひたすら走ります。

飛行機は黒カラーが上品なスターフライヤー。
今回は9人の参加者を2チームに分けて搭乗。
下関での合流を誓います。

人間用の水中トンネルで関門海峡を突破、本州へ。
トンネル内にはウォーキングやジョギングをする人が結構いました。
本州・九州をまたいでのウォーキングとは、贅沢なものですね。

自転車約2台分 県境、州境

千川さん率いる後発隊は下関で少し迷い、日が暮れてからの合流となりました。
初日の夕飯はスーパーで買い食いです。
去年とは大違い(笑)



 

2日目 2007/08/31 下関-長門-青海島-萩


夜中雨が降ったようです。屋根があって良かった。
今日は青海島なる島を目指します。

2日目にしてパンク者2名。慣れたものです。


青海島に到着。
しかしここでは宿泊地、温泉とも見つからず。
更に進むことに。



宿泊地探しは難航。
萩市の運動公園を見つけた時にはもう日が傾いていました。
この日もデパートのお弁当を買い食い。

千川さんを囲んでの反省会

 

3日目 2007/09/01 萩-益田-荒磯


3日目。萩からしばらくは海沿い・JR山陰本線沿いの道を走行。
幅の狭い山道や何度も線路を渡る道など、変化に富んだコースでした。

ここでも宿泊地探しに難航。
予定していた万葉公園はとても野宿できるような公園ではなく、荒磯の宿で入浴する当ても外れます。

荒磯の海水浴場に泊まるお許しを頂きましたが、すぐ後ろは民家、という土地。
近隣住民に遠慮しながらの宿泊となりました。

とはいえ目の前には海。
潮風に波の音。
この合宿中初の自炊となった夕飯も、食が進みます。
闇に紛れて海に入っちゃった人も居ました(笑)

 

4日目 2007/09/02 荒磯-浜田-温泉津-石見銀山-仁摩


この日は世界遺産に認定され話題となった石見銀山を観光です。
しかし銀山を見に行くには国道から外れて400m級の山を登ることになります。

「疲れたから行かない」と言う2人に荷物を預け他の皆で銀山へ。
その間に通り雨がありましたが、銀山に行かなかった2人の機転で荷物の被害はさほど大きくありませんでした。



銀山でかなりの時間を使ってしまったためこれ以上は進めず、この日の宿泊地は近くの公園に決定。
宿探しの間と風呂に行った帰りにも雨にやられました。
今回の合宿、天候には全く恵まれません。



 

5日目 2007/09/03 仁摩-出雲大社-松江


前日の石見銀山に続き、この日は出雲大社観光です。
途中、道の駅「キララ多岐」で休憩。
九州の道の駅は、変わった名前のものが多いのが特徴です。

クリック! 出雲大社写真を表示

午前中に出雲大社に到着。詳しい写真はこちらをクリック!
この翌年に行けば、「平成の大遷宮」で一番奥まで入れたそうです。
60年に一度のチャンスを逃しました。

温泉街の入り口、お湯をかける寺原さんと…… お湯をかけられて逃げ惑う京極さん

旅の疲れを癒すのは、やはり温泉。
この日は玉造温泉のホテルで入浴。

その後松江に移動。
夕飯は各自自由。下級生4人は、マックでドライブスルーです(笑)
学生のうちだけですよ、こんなこと出来るのは。

夜は松江城の見える公園で宿泊。
先輩方は城の近くまで見に行ったそうです
この夜も雨でした。

チャリンコでドライブスルーの図

 

6日目 2007/09/04 松江-境港-米子-浜村

スイカソフトも有名だそうです どアップ!

朝から雨の中、通勤・通学で人の多い松江市街を移動します。
もう夏休みも終わりで、中高生もかなり居ました。
中心街を離れ少し進んだところで女子高生の大集団とすれ違い、部員たちの疲れを癒してくれました(笑)

この日通過した大栄町は名探偵コナンの原作者、青山剛昌氏の故郷ということで道の駅にはコナンの銅像がありました。
あとで知ったことですがこの道の駅「大栄」、道の駅第1号だとか。



直線の長い道やアップダウンの激しい道など、この日は結構ハードな道のりでした。
途中で他大学の自転車グループや単独で走っている学生チャリダーと出会いました。

本日のお宿は浜村温泉近くの公園。
近くに川が流れ、遠くに電車の音が聞こえる、いい感じの公園でした。
ただ、強風でテントが勝手に移動する(笑)


 

7日目 2007/09/05 浜村-鳥取砂丘-香住
広いのでラクダで移動する観光客も居ます 丘に落書きする人も居るようです。自分等もしようとしましたが挫折

朝一番で鳥取砂丘を観光。
初めて見た砂丘は想像以上に大きく、圧巻の一言。
砂丘というだけに砂の丘になっていて、登るのも結構大変です。
下りは皆でダウンヒルレース(笑) 皆で競争です。

砂丘の魅力を余すことなく堪能したあとは、本日の目的地を目指してまた走り出します。
砂丘ではしゃぎすぎて、皆すでにお疲れモードですが(笑)



お昼は海産物センターの食堂で、海の幸を堪能。
砂丘での疲れも相まって、昼寝する人続出でした。



この日は今合宿初のキャンプ場。
全員分のテントが入る大きな屋根、かまど付きの炊事場などお金を払っただけのことはあります。

そ ・ し ・ て!

この日最大の事件が起こります。
アライグマです。
彼等は集団で山から下りて来て、キャンプ場の客たちの食卓を狙います。
しつこく狙います。
ビビりまくりの1年生岡崎くんを尻目に、自分(筆者)はカメラ片手に大興奮です。

ボトルとの2ショット 最大接近! 結構危険ですよね

 

8日目 2007/09/06 香住-京丹後-天橋立-舞鶴


北九州から走り出して8日目、ついに京都入りです。
本日のメインは天橋立観光。
陸と陸を繋ぐ道が天空に続く橋のように見えることから名が付いたといいます。



この展望台のこの台座の上から、股の下を覗き込むようにして見ると更によく見えるといいますが……
微妙です。
念のため逆さまに写真を撮ってみましたが……。
確かに、雲で向こう側の陸がかすんで見えて、天に続いているように見えなくもないですが。

遠くから見た後は、実際に橋立を渡ります。
砂利道ですが長いのでもう皆走っちゃいました。
ロードバイクで荷物積んで砂利道はご法度ですが、もはや関係ないです。

以外とパンクしないものですが

この日泊まったのは舞鶴の市民体育館の目の前。
地元の高校生にホームレス呼ばわりされたのはさすがに応えましたね。


 

9日目 2007/09/07 舞鶴-亀岡


京都に入って内陸の方に来ると、段々山が増えてきます。
否応なしに峠、激坂、トンネルとのお付き合いになります。
下のジオラマの写真を見れば、どんな道のりだったか分かりますね。




最終日前夜ということで、亀岡駅近くの焼き肉屋で打ち上げ。
至福の時です。

合宿最後のこの夜の宿は大きなステージのある公園です。

 

10日目 2007/09/08  亀岡-京都-京都駅解散

合宿最後の夜は合宿最悪の朝となりました。
夜中に降った雨でテントはすっかり浸水し、荷物がみんなやられました。
後にも先にもこれ程雨に悩まされた合宿は無いでしょう。誰だ雨男は?



何はともあれ京都観光。京都御所で合宿締めくくりの記念撮影。
部活らしく締めのミーティングのようなのをやって、皆さんお疲れ様でしたー!

京都駅へ移動して一応解散。
ある人は新幹線で、ある人はバスで、ある人は大志を抱いて自転車で、ある人は輪行袋が壊れたために仕方なく自転車でそれぞれ家路に付き、数人は京都に残ってあと1日観光することになりました。


筆者は1日残った組です。
この日の夜は鴨川沿いのゲストハウス的な安宿に泊まり、モダン焼き屋で2度目の打ち上げのようなものをやりました。
岡崎くんは千川さんネタでだいぶツボにはまっていたようです。

今回の合宿は本当に走行距離が長く(北九州から京都まで約1000q、やや無謀でした)、ほぼ毎日のように雨に降られた辛い合宿でした。
しかし山陰地方の名所をことごとく制覇した盛り沢山の合宿でもあり、また辛いだけに達成感の大きい合宿でもありました。
色々な意味で皆の印象に残る合宿になったと思います。

本当に皆さんお疲れ様でした。今度はどこに行こうかな。


構成・文  安藤

 

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